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2008-01-11

タクシー全面禁煙について運転手さんと語るの巻

瀬尾です。
新テロ特措法成立ということですが、これについてはまたの機会か小誌で(笑)。

この1月7日から東京都のタクシーが全面禁煙になりましたねえ。
はい、私は喫煙者です。すみません。

もはや路上でもお店でも喫煙する場所がない我々に唯一残されていたタクシーという個室。そのすべてが全面禁煙!なのです。

これについて、タクシー愛好者の私としましては我慢ならず、施行前からタクシー運転手さんに取材を重ねてきました。
「おたくは本当に禁煙車にするのか」と。

するとタクシーの運転手さんが皆さん、気の毒そうに言うのですなあ。
「お客さん、私たちだって客商売です。お客さんが吸いたいと言ったらなんらか考えなければいけないでしょう。まして深夜に飲んだ後、長距離で乗車してくださる方に吸うなとは言えないですよ。とにかく、携帯灰皿だけは持っておいてください」

ということで、携帯灰皿さえ持っておれば、今まで通りタクシーでルンルン喫煙できると思っていた私ですが、甘かった。

7日以降、毎日タクシーに乗車するたびに、
「運転手さん、私は携帯灰皿を持っているんですけど、窓を全開にしても吸っちゃダメですか?」
と聞いてみる。かわいく(笑)。

しかし皆さん、予想をはるかに上回る頑なさで、「7日から全面禁煙になったので無理なんです」とおっしゃる。私ほど常連の上客もいるまいに、なんたる融通のきかなさよ。

と思いながらいろんな運転手さんとお話してみた。
私「なんでこんなことになっちゃったんでしょうね」
タクシー「そうなんですよね。喫煙者はタクシー利用される方、多いですから」
私「賃上げして売り上げはどうですか?」
タクシー「結局、深夜を二割り増しにしたので、売り上げ落ちましたよ」
私「運転手さんの給料がひどいっていうから我慢していたのに、結局、運転手さんのいいようにはならないんですね」
タクシー「我々もこんなことになるとは思わなかったんですよ。大騒ぎです」

ある運転手さんはこう言う。
タクシー「だいたいこういう何かが決められる時というのは、社会的に反対が起こったりするでしょう?なのに、今回の全面禁煙だけは、全く反対意見が起こらないですよね」
私「たしかに。私以外、ここまで執着している人間を見たことがありませんな」
タクシー「なんかおかしいと思うんですよ」

またある運転手さんはこうも言う。
タクシー「客商売なんだから、まずは半分を禁煙車に、というのが筋だと思うんですよね」
私「たしかに。今までの禁煙車みたいに、喫煙のマークをぴかぴかさせて走ってもらいたいですね」
タクシー「でもそうではなく全面禁煙でしょ。これはまっとうな理由で決まったのではないと思うんですよ」
私「といいますと?」
タクシー「いや、神奈川に負けるな、とかそういうくだらない話ということで」
私「(笑)なるほど、横並びですな」

私は本気でタクシー協会の会長に手紙を書こうを思っていたのですが、本日の運転手さんが、「会長はタバコを吸わないという噂があって、だから会長が決めたことに皆がなびいたという話もあります」と言っておりました。なるほどねえ。

そして運転手さんは、「喫煙者にも人権はありますよね」と言ってくれたものの、最後まで携帯灰皿を使っていいとは言ってくれませんでした(涙)。昼間は他のタクシーが見ていて、チクルらしいです。そして、罰則はないが、客に吸わせていたことが見つかれば始末書を書かされるとのことで。

確かに副流煙 は申し訳ないと思っていますよ。でも、もはや喫煙場所がなく、世の中のドトールの喫煙席はすごいことになっとります。ドトールもあれだけ喫煙者が来るのだから、もう少し性能のよい空気清浄機を入れればいいと思うんですがね。

タクシー協会の会長さん、喫煙者は確実にタクシーに乗らなくなりますよ。だって、乗る意味がなくなってしまいましたから(泣)。常連客としては、喫煙車の台数を増やしてほしいと願っております。

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(9.だめデスク瀬尾の全文責任執筆「裏WiLL」)休載中」カテゴリの記事

コメント

珈琲好きさん、

レスが遅れてすみません。
締め切り中でございました。
いやはや、ホントに喫煙者にとっては会社の全面禁煙も業務に支障をきたしますね。
私なんかは近くの喫茶店で仕事したりしますよ。もちろん、その際に使用するPCとネット接続料は自腹です(泣)
私なんてスターバックスは入りませんからね。そういう意味ではおっしゃるとおり、お金使う人も減りますよ。
しかしJTさんは、まだ煙を出さないタバコを開発できないのでしょうか。煙さえ出なければ、だいぶん喫煙者への非難も減ると思うんですけどね。
ところで、タバコを吸っててよかったと思う瞬間の私の第一位は、カレーを食べた後に珈琲を飲みながら吸う時です。
あれほど素晴らしいひとときはないですねえ。

投稿: 瀬尾 | 2008-01-21 11:00

本当に喫煙者には迫害・弾圧と言える状況で辛いですよね。しみじみ思います。

この喫煙者への迫害は経済抑制の一因と言えるとおもいます。

飛行機・JR・タクシーも乗れない。外に出る気もしないので休日は引き篭もりした方がよっぽど精神衛生上良いと思えます。これじゃぁ旅行客も減るでしょうし金が動かないから経済も廻らないと言えると思います。

私はIT技術者ですが社内が禁煙になり創造性・生産性は数分の1、下手すりゃぁ数十分の1です。これじゃぁ良い物なんぞ出来やしません。

是非、月刊「WiLL」で喫煙抑制と経済発展抑制の関係に関してぶちあげてください。喝采する人が山の様に居ると思います。

投稿: 珈琲好き | 2008-01-19 09:20

>matenroさん、
本当に人権侵害ですよね。
ふつうに販売している合法なものを楽しむのに、規制されるというのはおかしいと思うのですが(泣)。
ことタバコのことになると、タバコ=悪という図式で必ず語られる。まったく冷静でありません。
matenroさんのおっしゃるように、WiLLでは過去3回ほどタバコに関する誤解撲滅の連載をしました。
その後、あの連載も収録した書籍を発行しています。
「愛煙家にもいわせて!」
http://web-wac.co.jp/publish/books.html

しかしこの書籍を発行してから、ものすごく偏見に満ちた抗議の電話が編集部にかかってきます。
いわく、「なんでこんな本を出すのか!」。中身を読んでないのに、本を出しただけで抗議がくるわけです。おかしな世の中ですねえ。

ただ、先日乗ったタクシーの運転手さんがおっしゃってましたが、嫌煙の方は、シートにかけているカバーをわざわざ嗅いで、「タバコを吸わせただろ?」とすごい剣幕で言うそうです。ですので、最近はファブリーズなどの素晴らしい匂い消しがあると、言っておきましたが。

まったく喫煙者はどうも人間でないらしいですね。

投稿: 瀬尾 | 2008-01-14 16:28

昨今の喫煙者いじめはひどいの一言に尽きます。
タバコが身体に合わない人だっています。私も禁煙していたとき、他の喫煙者の煙が気になったので、くさいと感じる人がいることもわかります。
で・も、最近の規制は本当に人権侵害ですよ。

タクシーに関して、喫煙車と禁煙車に分ければよいというご意見に賛成です。消費者に選択の自由を与えることは経済学的にも合理的です。
で・も、そもそもどうしてタクシーを禁煙にする必要があるのでしょう。まっとうな大人なら、あの密室にタバコを受け付けない人と一緒に入ったとき、遠慮しますよね?ということは、残ったにおいですか。。。嫌煙のひとはヒステリックですよね。全く寛容じゃない。私の所属している大学の教官に「私は嫌煙家だから、私の研究室に来る前1時間以内にたばこを吸わないでください」とのたまうお方がいらっしゃいます。いわゆるひとつの権力行使を感じてしまうのは私だけでしょうか?

WILLには喫煙者いじめについての特集を組んでもらいたいと思っています。去年あたり、3ヶ月くらい連載がありましたが、それ以来、たばこに関する記事を見ていないような気がします。
・タバコは肺がんの原因というのはデマ。
・真っ黒な肺の解剖写真は捏造。
・喫煙者に我慢しろというのに、どうして嫌煙家は我慢しないのか。
・WHOがなんだ!
など、いくらでもネタはあると思います。

投稿: matenro | 2008-01-14 02:20

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