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2006-06-09

5月25日 針木康雄さん

 針木康雄さんの勉強会に呼ばれ、出版界のあれこれを話す。
 針木さんとももう30年くらいのつき合いか。三越の岡田茂社長批判を『文藝春秋』と『財界』で歩調を揃えてやったことがある。
 経済誌と企業とのつき合いは親密になり過ぎれば「ベッタリ」と批判されるし、厳しいばかりでは企業との関係がおかしくなり、スポンサードしてもらえなくなる。そのかねあいが難しい。『財界』から『経営塾』『BOSS』と針木さんが未だに経済誌を続けているのは並大抵の努力ではできないだろう。それと、基本的に明るい針木さんの性格。
「佐々木久子さんがやっていた『酒』という雑誌、あれが休刊してるのがもったいなくてやってみたいと思ったんだけど、いろいろ権利関係がややこしくて。あれは、いい雑誌だったよね」
 佐々木さんといえば、『酒』の編集長として業界では知らないものはいなかった女傑。今、どうしていらっしゃるのだろうか。
 七十を越してまだ雑誌に夢を持つ、やりたい雑誌のある針木さんは素敵だ。
 その後、針木さん、『BOSS』編集長の関慎夫さんと、何年ぶりかで銀座のクラブ「数奇屋橋」へ。相変わらず元気一杯の園田静香ママであった。出版した『文壇バー 君の名は「数寄屋橋」』(財界研究所)関連のスクラップを次々と見せられる。こういうことが嫌味なく出来るのがママの人柄。いわゆる「文壇バー」も少なくなった今、貴重な存在。
 針木さんの会で雑談の時に中條高徳さんから聞いた話。
「瀬島龍三さんがかつて江沢民に会った時に言ったそうだよ。『もう、お国も経済発展しつつあるんだから、いい加減、ひとりっ子政策はやめたらどうか』って。そうしたら江沢民がこう答えた。『瀬島さん、もしひとりっ子政策をやめたら一年で、フィリピンがもう一国できます(人口8300万人)。二年でインドネシアができる(人口2億1700万人)。地球はもちますか』。そりゃ困るわねぇ」
 現在、地球の人口は64億。中国が13億といわれているが一説には15億とも。そのうえ毎年、1億も2億も増えたら確かに困る。地球が養える最大限の人口は80億というのだから。
 日本の少子化をプラス面で考えることも可能なのでは。

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