« 8月3日 山野車輪さん  | トップページ | ヒトラーという男。 »

2005-08-05

高校野球全国大会

半年ぶりのブログとなりました。ず〜っと忙しかったもlので、ブログの存在を忘れておりました。テヘへ……。
川島クン、偉いね、毎週更新していて。ワタクシも毎週更新するだけのネタは持っていたんだけどね。これからは時間がある限り、更新していきたいと思います。

さてさて、半年も更新を怠っていると、野球界もいろいろ変化してきました。プロ野球開幕、史上初の交流戦、千葉ロッテの快進撃、史上稀に見る巨人の低迷、センバツ高校野球、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック=野球のワールドカップ)開催決定、2012年ロンドンオリンピックからの野球競技削除、ドラフト改革(改悪といったほうがいいか?)、四国アイランドリーグ(日本初の独立リーグ)開幕、NOMOクラブが都市対抗初出場、ゴールデンゴールズ(萩本欽一がオーナーのクラブチーム)の健闘などなど、このブログで取り上げたいネタが山ほどありました。

そうこうしているうちに、もう全国高校野球選手権大会の季節になってしまいました。やはり、元高校球児(といっても都立の弱小高校だけどね)としては、高校野球を取り上げないわけにはいかないので、この話題でいきましょ!

今年も全国の激戦を勝ち抜いて49校が、聖地・甲子園に参集した。各地での予選でも、様々なドラマがあった。本命と言われていた高校が次々と予選で敗退していったニュースを見るたびに、野球というスポーツが紡ぎだすドラマに万感の思いを抱かずにはいられなかった。特に今年は、稀に見る高校生ドラフト候補生の豊作年と言われていただけに、それらの選手が最後の夏に、聖地の土を踏まずに去っていった現実が、ドラマ性を一層際立たせた。
大分・柳ケ浦の山口俊投手は、ヒジ痛が限界に達し、延長のマウンドを二番手に譲って最後の夏が終わった。兵庫ビッグ3と言われた、社・大前佑輔、報徳学園・片山博視、育英・若竹竜士の三投手は、お互いそれぞれと対戦する前に散った。ナニワの四天王のうち、近大付・鶴直人投手はヒジ痛からくる大会前の調整不足が響き、本来の力を出し切れぬまま静かにマウンドを去った。浪花のゴジラ、履正社・岡田貴弘外野手は準決勝で、四天王の平田良介外野手・辻内崇伸投手を擁す大阪桐蔭の前に華々しく散った。その他、市和歌山商・川端慎吾遊撃手、常総学院・勝田憲司外野手、水戸短大付・春田剛外野手、平安・炭谷銀仁朗捕手、福岡第一・陽仲壽遊撃手らも早々に姿を消した。

このように、プロ注目の選手がいるチームが予選で敗退していく姿を見るたびに、高校野球の難しさ、厳しさを実感する。ひとりの超高校級の選手がいるが故に生じたほころび、あるいはジレンマ。スーパーエース、スーパースラッガーがいる故に生じる過度のプレッシャー。それが、最後の夏だからこそ甲子園に出たいという欲求と化学反応を起こして、目に見えないとてつもなく大きな焦燥感、緊張感を生み出す。だから、第三者から見たら何でもないプレーが勝敗を分けたりするのだ。

だからこそ、その重圧の中を甲子園にまで勝ち上がってきた49校には、そんな敗退していった全選手の思いも背負って夢舞台で思いっきりプレーしてほしいと願う。
最後に、大会直前に不祥事で出場を辞退した明徳義塾の選手諸君。厳しい予選を勝ち抜いて得た代表の座を、甲子園でプレーすることなく去らなければならなかったことには同情する。しかし、全国有数の名門野球部の一員であることを忘れ、ひと時の快楽に溺れた罪は想像以上に重いということなのだ。明徳野球部は、今回の不祥事でかなり大きな重荷を背負った。それは並大抵の努力で振り払えるものではないだろう。ただでさえ、明徳義塾は地元から疎んじられていると聞く。古くは、松井秀喜(星稜)の5打席連続敬遠事件があった。現在では、野球留学生が大半を占めることが不評を買っているらしい。だがそれでも、自らの強い信念のもと、全国有数の強豪校になり、2002年には全国制覇も果たした。また、不祥事で辞退したとはいえ、今年まで戦後初の8年連続出場を果たしている。
選手が起こした不祥事の汚名は、選手自身が雪ぐしかない。馬淵監督は引責辞任したが、明徳イズムはこれからも脈々と生き続けるはずだ。勝利に徹し、己の信念を貫き通す明徳イズム。この夏から、新監督のもと、新チームで再スタートするが、今秋の大会には参加できないらしい。ということは来春のセンバツ出場は絶望的だ。新チームにとって、来夏が甲子園出場の、いや汚名返上のラストチャンスになる。来夏、明徳がどのようなチームになって甲子園に帰ってくるか、それとも汚名返上のチャンスを果たせぬまま高知大会で姿を消すのか、期待して待ちたいと思う。

|

« 8月3日 山野車輪さん  | トップページ | ヒトラーという男。 »

2.小島GMの『平成野球維新』」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/79109/5324335

この記事へのトラックバック一覧です: 高校野球全国大会:

» 夏の高校野球開幕そして明徳義塾が辞退 [芸能&スポーツ瓦版]
第87回目である夏の高校野球大会が甲子園で開幕し 全49校の参加で始まり今年も熱戦が見られそうである(-^○^-) しかし大会の前に高知の名門である明徳義塾高校の辞退が 高校野球連盟から発表され高知大会準優勝の高知が繰り上がりで 出場する事になったが3年が引退... [続きを読む]

受信: 2005-08-06 13:43

« 8月3日 山野車輪さん  | トップページ | ヒトラーという男。 »