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2005-07-27

7月14日 田原さんのパーティー 

 田原総一朗さんが自選集全5巻を刊行し、『オフレコ!』を創刊(ともにアスコム)したのを祝って出版記念会。場所は全日空ホテル。
 田原さんとのつき合いも30年近くなるが出版記念会は初めて。
 いきなり、挨拶させられ、以下のようなことをしゃべった。

 私が雑誌の編集者になって幸運だったと思うことがいくつかありますが、そのひとつは田原総一朗さんと立花隆さんという当代きっての優れたジャーナリストお二人と一緒に仕事が出来たというか、お二人の仕事を間近に見ることができたことです。
 よくジャーナリストに必要な条件は何かと聞かれることがありますが、私はこう答えることにしています。
 ①に体力、②に好奇心、③はケツが軽いこと。
 そう言ったらある若い女性が、お尻が軽いことですねと、女性で尻が軽いのはいけません。ここはやはりケツじゃないと。
 田原さんも立花さんも①②の体力と好奇心、これは甲乙つけがたい。但し③が違います。
 立花さんは実はケツが重いんです。若い頃、『週刊文春』の記者をやっていて、先輩の堤堯さんに「堤さん、人に会うのが怖くないですか」と聞いたそうです。堤さんが「バカ、人と会うのが怖くて週刊誌の記者がつとまるか」と叱ったというのですが、立花さんにはそういうところがあります。本来、ブッキッシュな人なんです。
 そこへいくと田原さんは、一般的に言えば今や大先生なんですが、どこにでもヒョコヒョコ出かけていって人に会う。立花さんを書斎派としたら田原さんは行動派と言ってもいい。
 ところが近年の「日本の戦後」などを読んでもわかるように田原さんがこのところお年のせいもあろうか、かなりブッキッシュになってこられた。ブッキッシュになった田原さんが今後、どんな仕事をされるか、ますます楽しみです。
 もうひとつ、実は私、昨年『WiLL』という雑誌を創刊しました。で、「還暦過ぎて編集者やってる人はいるかもしれないけど、還暦過ぎて雑誌を創刊するバカはいないだろう」と言ってたんです。
 ところが、今度、田原さんが『オフレコ!』を創刊した。田原さんは還暦どころか、もう古希です。田原さん、お互いいつまでもバカやってましょう。
 
 姜尚中さん、福島瑞穂さん、加藤紘一さんらが挨拶したがおもしろかったのは田丸美寿々さんの挨拶。
 ある時、田丸さんが田原さんに聞いたという。田原さんは、グルメでもないし、旅行するわけでもない。酒も飲まない。クルマの運転もしない。何か蒐集してるという話も聞かないけど、いったい田原さんは何が趣味なんですか。
 たしかにそうだ。長い付き合いでも、田原さんと遊んだ記憶はない。いつも仕事ばっかり。
 田原さんが田丸さんに答えていわく、「ぼくの趣味は人間だ」。
 そんなエピソードを披露して、田原さんにチュッとキスした田丸さんがとても素敵でした。いい歳のとり方をしてます。相変わらずとてもきれいな脚でした。
 もうひとつ、この日、何人か政治家が出席していた。
 加藤紘一氏、安倍晋三氏らが挨拶した。
 二人ともさすがに挨拶はうまい。
 いけなかったのは小沢一郎氏。会場にいるのをみつけた田原さんが、ぜひひと言と頼んでいるのにイヤ、イヤと手を振って固辞。逃げるように帰っていった。あんな時、ひと言でいいから話をすれば会場も盛り上がるし、田原さんも喜ぶのに。相変わらずそのへんの気配りが足りない。
 山拓が会場の端にひとり立っていたのですが。淋し気というか、やや影が薄い気がした。

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