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2005-06-23

いい仕事するね、ジイサン。

 クリント・イーストウッド監督・主演作品『ミリオンダラー・ベイビー 

 アカデミー賞4部門受賞(作品、監督、主演女優、助演男優)したので、さぞかし混んでいるだろうと思いましたが、そうでもなかったです。確かにいい男、女が出ているわけではないし、CMも暗いしこんなもんでしょうか。個人的にはヒラリー・スワンクはステキな女性だと思うのですが。
 最初はコマ劇場近くの映画館で見ようと思ったのですが、チケット売り場に『ガンダム』を見る人の行列ができていました。『ガンダム』ってすげぇ。あまり知らないんですけど、好きな人は好きなんでしょう。 面白いという話はよく聞くので、時間がある時に見てみようと思いました
 
 イーストウッド作品が好きです。西部劇も現代劇も、なかなかの良作が多い。 しかし、前作『ミスティック・リバー』が期待しすぎていたせいか、それほどよくなかった。だから、今回はアカデミー賞受賞したと聞いていても、かなりフラットな気持ちで見る事ができました。
 
 詳しい映画評は、『WiLL』7月号で秋山登さんが評をお書きになっておりますので、そちらをお読みになってください。 私より何千倍的確かつ面白い評です。
 
 それにしてもボクシング、というスポーツは不思議なスポーツだと常々思います。昨今の格闘技ブームとは一味違う位置にある。ただただ殴りあう。それだけなのに、もっと過激な格闘技よりもドラマ性があります。「人間の限界」や「人間の尊厳」を描くスポーツといえば、野球でもサッカーでもなく、ボクシングだと思います。
 
 イーストウッドは超商業主義のハリウッドのど真ん中にいながら、よくこんなシリアスな映画を作れたと思います。イーストウッドが凄いのは、シリアスで良質でありながら、商業的にも(ビッグヒットではなくても)成果を挙げているところでしょう。ヒット作が必ずしもいいとは言いませんが、「ヒット=大勢の人が見ている」ということを考えると、人に見られてなんぼの映画ならヒットした方がいいに決まっています。

 イーストウッドはもう70歳過ぎています。後何本作ってくれるだろう。また西部劇を撮ってくれないだろうか。まだまだ作品を作って欲しいものです。

 余談ですが、吉田真由美さんとお話していて面白かったのが、モーガン・フリーマンが最近映画に出すぎじゃないか?ということ。記者会見にも来ているし、『ミリオンダラー・ベイビー』の時は「笑っていいとも!」にまで出ていました。
「日本に住んでるんじゃないか?」
 ともっぱらの噂です。一時のロバート・デ・ニーロくらい出てます。黒人のジイサンといえばモーガン。そんな気分になりつつあります。

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アカデミー賞の事前の下馬評判では、「ミリオンダラー・ベイビー」と スコセッシ監督の「アビエイター」のどちらがオスカーを制するかが評判でした。 が、巨額の制作費を投入したデュカプリオの主演映画は、 この場末のボクシング・ジムの男と女のドラマに敗れています。 『 ミリオンダラー・ベイビー』の原作者はF・X・トゥール ( 1930-2002 )、 本名はジェリー・ボイドという 元々ボクシングのトレーナーやカット�... [続きを読む]

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